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地元を去ること、残ること

前職で取引先(?)だった会社が求人募集を出していた。当時「ここ儲かってるんだろうなぁ」なんて会社の人と何気なく喋ってたけど、待遇だけみればやはり悪くないなあと。新卒求人だが新卒以外も採用しているようだけど、どうやら最新情報を見る限り多分誰も応募してないんじゃないかなと思う。そりゃド田舎暮らしになるし実家がそっちにあるなら話は別だが、あそこに骨を埋めるのかって言ったらキツイよなあと。まあ余程の天変地異が起きなきゃ絶対に無くなることはない仕事なので定年まで続けられそうではある。大企業だからって待遇がいいかって言ったらそりゃ小さいところよりかは良いけど、そんな大きな会社じゃなくても良いところはは良い。要するに利益率が良い業種又は儲かっているかどうかなんだよなあ。

よく姉に「就職はどう考えてんの?」なんて聞かれる。基本的スタンスは「家から通える範囲で探してる」だ。姉が気にしているのは僕が「どこへ行くか」ただそれだけで、それによって今ある実家をどうするか。姉夫婦も今年か来年辺りには家を出て行くのでそうなれば当然家の管理をどうするか、この事が不安なようだ。別に僕が地元でちゃんと就職すれば実家に住み続けるので別に問題ないが、この家を離れればまた空き家になる。空家になれば管理が大変なので「もし向こうへ行くなら家は売るから」と先日はっきり言われたのだが。ついでに言うと「その時は荷物も全部持って行ってね」と。いや、全部なんてもっていけねぇよ。賃貸に出すという選択肢もあるがそれはあくまで建物としての家を残す方法であって実際住める(帰れる)家が残るわけではない。
実家というのはセーフティーネットの一つであると思ってる。それを失ってまでまた離れて就職する勇気があるかって言ったらそれは厳しいよなあと。親が生きてりゃそんなことで悩む必要はないんだろうし、深く考えずに全国何処へ行って就職してもお構いなしだけど。そうなれば実家を中継地点に出来るっていうのがメリットで、学生の頃なんてまさにそんな感じだったと思う。他の土地で生活基盤を築いたら地元に戻るなんて選択肢は生まれないだろうが、あいにく生活基盤がまだ出来上がっていないので微妙な選択肢に悩む。まあ生活コストを考えても今ある実家で暮らしたほうがお得なのは明らかだし何で地元へ戻ってきたのかを考えたら、ね。
不動産を買うってどんだけ金のかかることか、現金一括で買える財力があれば別だがそれが出来ないから皆ローンを組むわけでして、ただでさえ建物・土地の値段が高いのに利子だけで数百~数千万銀行に払うとかバカバカしく思える。返済できなければ破産だし超リスキーだよなあと。稼げる会社に就職できるならまだしもそれは無理だとわかってるので、だからもう一軒家に住める機会は家を出てしまったら無いんだよなあ。まあ実家に住んでも築年数が結構経っているので修繕費は掛かりそうだが・・・。
家を借りて暮らすということを考えれば引越し代に契約初期費用、これだけでもバカにならない。そして毎月の家賃。2年に一度の更新料約一ヶ月分、火災保険料。保証人がいないので1年毎の保証会社利用料家賃の50%。仮に都内なら固定費だけでもバカにならない額だ。家賃補助(雀の涙のようなモノだが)だとか寮完備というのがどれだけありがたいことか。55000円ワンルーム、玄関開けたらお部屋丸見え。荷物を置いたらスペースが2畳あるかないか、まるでブタ箱みたいな部屋での生活に長く耐えられるかとそれは厳しい。
地元で暮らしたいと思う人は多いだろうけど、結局仕事が少ないから皆都会に出る。就職はしたものの、やっぱり地元へ帰りたいと思ってもなかなか就職先が見つからないだとか、今勤めている会社と比べて待遇が格段に落ちる事に気が引ける人も多いだろうし。先日電話した友人もあわよくば戻りたいそうだけれども、地元の求人事情を伝えると結局厳しいよなあと言った感じの結論に至ってしまう。知っている限りで地元で安定的に働いている人たちは、ちゃんと新卒で地元の中規模~大企業に就職した人、医療職で働いている人、それと公務員ぐらいである。結局そうなる。
友よ、そして昔好きだったオナゴたちよ、ソナタ達は元気に暮らしていますか?
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