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丘の上より

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いよいよ東京での生活も明日明後日と残り2日。明日引っ越しなのにまだ身支度ができていない状態だけれども、地元に帰ったらしばらく東京には来ないかもしれないので、今日は一度行ってみたかった聖蹟桜ヶ丘へと行ってきた。そう、「耳をすませば」のモデルになった街である。案内の看板は立っていたのだけれどもあまり見ずにとりあえず丘の上へと歩いて行った。行ったのはいいけどさすがに坂道、汗だくになりながら登った丘の上には・・・特に何もなく(笑)普通の住宅街でした。そもそもどこがどこかだったのか良くわからなくて、せいぜい坂くらいか分からなかった。あとでまとめみて「ああ、ここだったのか」と(笑)それにしても東京の西側はやっぱり落ち着きがあっていい。高いところから見渡す街の風景は好きだ。
そして夜にようやく「風立ちぬ」を観てきた。あそこまで一つのことに対して誠実で情熱的に、そして探究心を持って夢を追い続けることができる生き方は同じ男としては憧れる。ただ主人公の二郎(実際のモデルとなった堀越二郎さんは東大出身で、零戦の設計者という凄い人)のスペックがあまりにも高すぎて能力のない自分にはただただすげーと思うだけで(笑)
夢もそうだが、恋というのはいかに生きる活力になるのか。恐らく今以上に「仕事こと男の生き方」とされた時代、愛する人と一緒にいる時間よりも仕事を優先させるという価値観は二郎にとっては不幸だったのかもしれない。あそこまで誠実で守りたいと思える女性なんて実際いるんだろうかというくらい菜穂子は魅力的だった(恐らくもののけ姫のサンよりも可愛かったかもしれない)。あんな運命的な出会い(そして再会)なんてロマンティック過ぎて眩しいが、自分の愛する人(達)との時間というものが自分の人生にとって一番貴重で大切な時間なんじゃないかと。あそこまで壮大な夢も能力もないので少なくとも僕の価値観ではそうだ。
それと菜穂子を高原の病院に戻すよう妹に言われたことに対しての「僕たちは一日一日を大切に生きている」という二郎の言葉が一番印象強かなと。僕はそんな風に一日一日を大切に生きてるのか?ずっと思い続けてきたことで、ただ無駄に毎日を消化していた学生時代。忙しさに追われて、気づけば1地日が終わっている今。今生きていることの素晴らしさやありがたみがまだ実感できずに日々過ごしている。自分にとって二郎みたいに毎日大切に生きていければ。何か信念がほしいものだ。
感じることはまだまだあったが、夢、愛、時代が故の残酷な現実。一気に詰め込んである大人の作品だったのかなと思う。
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