時の流れ

元気だったころの姿ってどんなだったっか。記憶がだんだんと薄れていってしまってあまりよく思い出せない。

月曜日、帰る前にじいちゃんのいる老人ホームへと行ってきた。先日姉から心配なことを聞かされていたされたので、どうも気になってしまって。ちょくちょく仕事で戻るものの、いつも自分の都合を優先していたので会いに行っていなかった。転勤してからだからおそらく1年以上会いに行っていなかっただろうか。
1フロアに入居に何十人といるのでぱっと見どこにいるのかわからず職員さんに確認。じいちゃんも最初誰が来たのかわからなかったようだった。体調崩して一か月近く病院に行っていたそうで、その影響もあるのか以前よりだいぶ痩せてしまっていた。ただ思っていたよりはしっかりした感じで少しほっとしたかな。だいぶ元気になったとのことだったが、以前と比べてぼーっとしてるというのか、口数も減ってしまったような気がする。こちらが話しても会話が続かず、正直話す事がすぐになくなってしまった。
周りを見渡せばじっとしていられずウロチョロする方、机の前に座ってあまり動かずだらんとしている方、じいちゃんはまだ元気な方に見える。このどんよりとした独特の雰囲気が苦手だ。生気が感じられず、むしろ生気を吸い取られそうな雰囲気が漂っている。言葉は悪いが「ただ死を待っている」、そのような状況だ。
会話がなくなってどうしようかとしていると、職員さんから口腔ブラシがなくなってしまったので用意してほしいとの事だったのでいったん外出し、買って戻ってきたときにはお風呂に行っていていなかった。ばあちゃんも足が悪いからたまにしか来れないし、多めに買っておいたのでしばらくはこれで十分だろう。待っていても仕方ないし、老人ホームを後にした。

もう年だし恐らく長くはないと思いたくはないけど思ってしまう。もとの元気な姿のじいちゃんには会えない。同じ人間でも数年でだいぶ変わってしまうものだ。周りの人間だけでなくてふと僕も皆と同じように年を取ってしまったということに気づかされる。悲しいな。
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